今に始まったことではないが、やはりブログ(継続的に文章を書くこと)が向いてないんだろうなと、改めて思う。
どうも、ユークレイル・エイト代表の藤田です。
気がついたら2月も半ば。常々「ブログを書くペースを上げていきたい」と書いているのに、1月が3本(何故か8の付く日に上げている、意図的ではない)、2月はこれが初めてと、確実にペースは下がっています。
何度も書いてますが、本当にネタだけはどんどん溜まって(ストックは既に50本を越えている)、書かずに置いておくうちにアップする時期を逃してネタ自体を腐らせる事案が多発しています。
2月14日こそ、バレンタインデーにかこつけてクリスマスに書けなかったクソ恋愛ネタを放出しようと思っていたのに、とあるマッチングイベントで普通に話しているだけで「詐欺師がいる」と通報された話も、とある出会いパーティーで場に馴染めず会場の隅で何もせず過ごし、終了後すぐ帰ろうとしたら運営スタッフに腕をつかまれ「アンタ業者だろ」と詰られた話も、またもや書けずじまいでした。
文章製造の効率が悪い
ブログ(と言うより文章)を書くのが遅いことは、今までも記事にしてきました。
そして、はてブの特徴だと思うんですが、「文章力」をテーマにした記事が周期的にバズります。先日目にした記事がこちら。
「書けない悩み」を持ってる方は、大体同じことで悩んでるんですねえ。
ただ、私の場合ちょっと性質が違って「全く書けなくなる」ということはありません。一つのテーマを決めて書き始めると、延々書き続けます。2時間も、5時間も、10時間でも。文字数だけが無尽蔵に増え続け、1日書き続けたと思ったら、10000文字を越えていることもザラです。
でもそういう文章は大抵の場合まったくまとまっておらず、センテンスの繋がりもムチャクチャなため、最終的な構成作業で3分の2以上の文量を捨てることもありました。一つの作品を組み上げるのに、「使うかどうか分からないから」と、再利用できない無駄な部品を作りまくってる、効率の悪いイメージです。
一般的な方法論が通用しない
こんな記事もありました。
この記事の中に出てくる2冊の文章の書き方ハウツー本、実はこのブログを開設する前に、「最低限の方法論だけは身につけておこう」と、両方読んでみました。
その結果、全く文章が書けなくなりました。
一般的なノウハウに当てはめて書こうとしてしまうため、それこそ数時間悩みまくって、200字ほど書いては全部消し、みたいなことを何回も繰り返す状態に陥り、結局「ああ、この方法じゃ俺はダメだ」と、前述の効率の悪い方法に戻しました。
もちろん絶望的なくらい書き上がるのは遅いですが、少なくとも「数時間経っても1文字も書けない、結果書き上げられない」ということはないので。
自分を許す気持ちが大事かも知れない。
このブログ、一応「私の事務所(ユークレイル・エイト)の営業ブログ」という位置づけなので「それなりの記事を書かなければならない」という自負があります。
そして実際のところ、1000字以内の短文で済みそうなネタも少しはあるんですが、それを文字だけで書いていると「こんだけ内容なら増田でよくね? わざわざブログで書く必要なくね?」という考えが沸いてきて、結局形にしなかったりとか。
「ただ書き続けること」だけを目的にするなら、そういった余計な自負やブログ内容のクオリティは頭から取っ払って「とにかく、書いて、上げる」を習慣にするべきなんでしょうね。それが難しいんですけど。
得意分野である映像を活用してビデオブログに完全移行してもいいけど、やっぱり文章じゃなきゃ伝わらない部分とかあるしね。できる限り、頑張ることにしますよ。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
祝・「魔法陣グルグル」アニメ第3期放送決定! 便乗して「月刊少年ガンガン」譲渡先大募集!! 【マジでお願い】
どうも、ユークレイル・エイトの藤田です。忙しさや異常な寒さ(重要)に負けてブログを書く時間が取れずにいたら、目標としている「頭脳王」解説の今月内の完結に赤信号が灯り始めました。そんな状況なのに、今日はまた全く違う内容を書くというね。
私は元・テレビマンだったせいもありますが、「テレビはお金を払って視るもの」という信念のもと、NHKの受信料もBS契約でちゃんと払ってますし、ケーブルテレビ、さらにはCSと、テレビ受信に月々7000円近く払っています。
正直、NHK以外はCSだけでいいんですけど、福井はケーブルテレビに入らないとマトモに民放局が視られないという民放視聴僻地なので、ケーブルは仕方なく契約しています。そんな中、最近注目しているチャンネルが「ファミリー劇場」です。
3年前、「諸処の事情で再放送は不可能」とまで言われてきた日本テレビの伝説的クイズ番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」の再放送が実現されたことで思わず契約したんですが、他にもかなり昔のバラエティ番組やアニメ、新作のオカルト番組・クイズ番組など、異様に私好みのラインナップなので、「ウルトラクイズ」が放送されない期間でも契約を切らないままにしてあります。
そして、このところ私が毎回視聴・録画しているのが、アニメ「魔法陣グルグル」です。
「魔法陣グルグル」とは?
「魔法陣グルグル」は、スクウェア・エニックス(連載開始当時はエニックス)の少年マンガ雑誌、月刊少年ガンガンの1992年8月号から2003年9月号にかけて連載された、衛藤ヒロユキ先生のファンタジー・ギャグ作品です。
これまでに、1994年と2000年の2回アニメ化されたほか、現在も「魔法陣グルグル2」がガンガンONLINEにて連載されており、連載開始25周年となる今年は3度目のTVアニメ化が発表されています。そのせいもあるのか、現在ファミリー劇場では、1994年にテレビ朝日で放送された第1期の「魔法陣グルグル」が、HDリマスター版で放送されています。
実は私、第1期の「グルグル」を視るのは初めて。と言うのも、前述のように福井は民放視聴僻地で、20年前にリアルタイムで全国と同様に視られるアニメと言えば日テレ系とフジテレビ系の数作品だけ。テレ朝やテレ東、TBSのアニメは全く視られないか、ごくごく一部の作品が夕方に、リアルタイムから半年~2年ほど遅れて放送されるのが普通でした。
テレ朝で放送された第1期の「魔法陣グルグル」も、もちろん当時は視ることができず(第2期は放送されたとき大阪に住んでいたので視られた)、およそ20年越しに原作の記憶を蘇らせながら楽しんでいます。
ノコギリ山のボス・カセギゴールドの弱点「肩のうしろの2本のツノのまんなかのトサカの下のウロコの右」なんて、今でもソラで出てくる。あの頃(10代前半)、夢中になって覚えたことは、多分死ぬまで忘れないんだろうなあ。
「月刊少年ガンガン」について。
ここで、貴重な画像をひとつ。「魔法陣グルグル」の記念すべき連載スタート号の月刊少年ガンガン本誌と、連載第1回目の扉絵です。
月刊少年ガンガンは、1991年3月にエニックス(現スクウェア・エニックス)から創刊され、2016年4月号で創刊25周年を迎えた少年マンガ雑誌です。古くは「南国少年パプワくん」や「ハーメルンのバイオリン弾き」、最近だと「とある魔術の禁書目録」や「ばらかもん」などがガンガンの連載作品。そしておそらく最大のヒット作としては「鋼の錬金術師」がありますね。
そして実は私、この月刊少年ガンガンを、創刊号から25年分の本誌・増刊号・関連誌まで、ほぼ所持・保存しています。
なんで上のような画像が載せられるかというと、自分ですぐに撮影できるからなんですね。
25年分に渡る「月刊少年ガンガン」の譲渡先を探しています!!
そこで皆さんに突然のお願い、と言うかヘッダーの通りなんですけども。
当ブログの説明文通り、私は2015年末から人生が流転しております。具体的にはこれら雑誌のコレクションを保管していた実家に住むことができなくなり、保管場所の移動を余儀なくされたんですが、モノがモノだけにかなりの場所を取り(軽トラ1台分ぐらい)、加えて人生が流転している現状で保管場所を新たに確保するのが難しいため、やむなく手放すことを決意しました。
そこで某大手のマンガ専門古書店に買い取りの問い合わせをしたところ「スクエニ系の雑誌は全く需要がないので取り扱っていない」とのこと、さらにマンガを資料として収集している公的施設にも譲渡を申し出て検討していただきましたが、結果お断りをいただきました。
さらに、昨年から何度か譲渡先を探している旨はツイートしているのですが、その度に数百リツイートされてはいても、やはり置き場所がネックになるのか、1年以上経った今でも譲渡先は見つかっていません。
【超拡散希望】25年間買い集めてきたスクエニ系雑誌を手放すことになったため、引き取ってくださる方、または寄贈先を探しています。詳しくはDMまたはリプライにてお訊ねください。写真は25年分ほぼコンプの月刊少年ガンガン創刊号。 pic.twitter.com/0iAZ9Csyip
— 藤田雄亮@ユークレイル・エイト代表 (@USK_UQ8) 2016年7月19日
おそらく最後のチャンス! 無償で譲渡しますよ!!
コレクションは現在のところ実家に保管してありますが、タイムリミットとしては実家を完全に明け渡す予定の今年春までとなり、少なくとも2月中には譲渡先を探さなければなりません。それを過ぎても見つからなかったら記念的な10数冊だけ残して、あとは処分せざるを得ない。
私自身、ここまで25年以上続けてきたコレクションですし、大切にしてくださる方、私以上に資料価値を見出してくださる方に、できればそのままお渡ししたいと思っています。
以下に無償譲渡の条件を書きましたので、ご希望の方はぜひ当方までご連絡ください(Twitter個人アカウントはこちら)。
◆無償譲渡の条件
- コレクション性を保持するため、ある程度一括で引き取ってくれる方(下記コレクションリストの各項目を譲渡単位とお考えください)。「一部号のみ」「指定期間のみ」などはNGとさせてください。
- 保存状態は号によってマチマチですが、個別でご質問いただければ、可能な限りお答えします。
その他、譲渡条件のご提案や寄贈先に関する情報提供などありましたら、可能な限り柔軟に対応しますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
◆コレクションリスト
●月刊少年ガンガン 創刊号(1991年4月号)~2016年4月号まで
(うち、2009年6月号、2010年1月号、2010年6月号、2013年2月号、2016年1月号、2016年2月号が欠品)
●ガンガンWING
月刊少年ガンガンの増刊だった「フレッシュガンガン」時代~2009年2月号まで
(うち、2008年1月号、2008年4月号、2008年5月号、2008年10月号が欠品)
●フレッシュガンガン 月刊少年ガンガンの増刊
2007年春、2008年春・秋、2009年春・秋、2010年春
●ガンガンPOWERED 月刊少年ガンガンの増刊
2006年No.1~2008年No.10、2008年4・8月号、2009年2月号
●コミックBLADE
創刊号~2007年発行分までと、2008~2010年分の一部、書店で無料配布された創刊準備号(パンフレット)があります。
●ガンガンJOKER
2009年6・10・11月号、2010年2・4・5・8・10月号
●その他のガンガン増刊
「ガンガンカスタム」2006年No.1、「ガンガンIXA」2009冬
●ヤングガンガン 創刊号~2年分程度
詳しいリサーチができず、欠品があるかどうかわかりませんでしたが、140サイズのダンボール箱4箱分ぐらいあります。
どうかよろしくお願いします。
今回の件でいろいろ調査して、25年前からのコレクションではありますが、創刊号ですらプレミア的な価値はほとんどないことがわかりました。
でも、プレミアや価格ではないんです。25年間、私を楽しませてくれたコレクションが、こういう形で呆気なく消えて無くなってしまうのがどうにも忍びなくて、こうして最後の足掻きを見せている次第です。
興味を持っていただいたあなたからのご連絡を、心からお待ちしております。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
高校生クイズの優勝者に、「頭脳王2016」の全問題を解説してもらったよ!(その3/準々決勝ラストまで)
どうも、ユークレイル・エイト代表の藤田です。昨日年が明けたと思ったらいつの間にか18日にワープしていて、世間と自分の時間の流れが相対性理論バリにズレていることを実感しています。ああ、適当なことを書いている。
さて、お待たせしました。放送から1ヶ月経ちましたが、頭脳王の全問題解説3回目です。この調子だと全7回ぐらいになるかな。
準々決勝・第2ステージから解説(1問飛ばすけど)。
記憶力と、図形認識能力が問われる問題です。
今から、全て異なる20種類の図形を30秒間お見せします。図形を全て記憶して、正しく並べてください。
藤田
「これもおなじみ、図形記憶ですね。そう言えば昔、私がDSの脳トレやってたときに神さんに記憶系種目をやってもらったら、初見なのにパーフェクト出されたことがあって」
神さん
「あったっけ」
藤田
「ありました。なのでこの手の問題は頭の良さうんぬんと言うより、そもそもの脳の強さを感じます」
神さん
「どう違うんですか」
次の電話番号は、どこの国にかけているか答えなさい。
010 998 71 123 ***
神さん
「国番号かー。998だと【ウズベキスタン】だっけ、国番号の中で一番大きいんだよね」
藤田
「あーそうなんだ。アメリカが1で、日本が81ぐらいは分かるけど。でもこの手の一番大きい・小さいは、出場者なら抑えてますよね」
藤田
「【京】ですね。これ私、OAされた瞬間に『千葉』でリアルタイム検索掛けたら『千葉だろ、この程度ができて天才とかwww』ってツイートがワンサ出てきてて、一人ほくそ笑んでました」
神さん
「それって『千葉』で検索して優越感を得たい人を釣るための餌なんじゃないの」
物理力と想像力が問われる問題です。
今年、ピッチャーとしても、バッターとしても大活躍の大谷翔平選手。今後どこまで伸びるか、日本の期待は無限大です。そこで夢の対決の問題。
もし仮に、球速が倍のスーパーピッチャー・大谷と、スイングスピードが倍のスーパーバッター・大谷が対決をし、ボールをジャストミートしてホームランを打った時、ボールは何m飛ぶでしょう?
この問題、おそらく今回の全問題解説の中で最も解説が長くなりそうなので、一旦飛ばして次回、単独記事としてまとめます。とりあえず短く解説できる準々決勝の問題を最後まで見ていきましょう。
頭を柔らかくして考えなさい。
ここに「時間」という漢字があります。この漢字は、日へんに寺、門がまえに日、で出来ています。
ところがここに同じ漢字を入れて成立する熟語があるんです。その熟語は何でしょう?
神さん
「あー【暗闇】か、出てこなかった。くそー悔しい、悔しいよう」
藤田
「いや、でも1.5倍速ですから」
このとき、時間短縮のために1.5倍速で再生していました。
神さん
「とは言え、門がまえに入る文字って限られてるからなー。それを一生懸命当てはめてくだけだけど、でも悔しい。直前に『時間』を見てしまうことで、余計出にくくなるのかも知れませんね」
次のグラフは、何を表しているか答えなさい。
神さん
「【軍艦島の人口】、いいねえ、なるほどねー」
藤田
「これは単純に知ってたのかな」
神さん
「知識じゃないとすると、なんで確定できたのかはわかんないな」
藤田
「ヒントになるとしたら終息点だよね。1975年にゼロになった、っていうところをフックするんだろうな、きっと」
神さん
「この手の問題が出ることが分かっているなら、1974・75年で急にゼロになることで引っかけられるかもしれないけど、縦軸の単位も出ていない状態で、予習なくこれを引っ張り出せるとしたら凄いですね」
頭を柔らかくして考えなさい。
紙でできた数式があります。このうち、1枚だけ動かして等式を成立させなさい。
神さん
「すげえ紙をめくりそうな香りがするね」
藤田
「私コレ、白い部分が紙だと思って、体をいろいろ傾けながら考えてたんだけど、全然的外れだった」
神さん
「おお、重ねんのか」
藤田
「ただこの問題、『重ねてもいい』のキーとして『数字が紙でできている』ってのは、ちょっと弱い気がするんだけども」
神さん
「確かにね。だからこういう問題の最初には『頭を柔らかくして考えなさい』とついています」
藤田
「『頭を柔らかくして考えなさい』は『正解がどう転んでも文句は言わせない』って意図の表示なんですね」
神さん
「とは言え、その場で別解が発見された場合、判定がどうなるのか知りたい」
ここでカット(ダイジェスト)が入り、ボードに書かれた正解として「スーリヤヴァルマン2世」「ライマンαの森」というワードが映りました。
藤田
「これ、ボードに書いてある正解から問題文を推測できたりしますか?」
神さん
「【スーリヤヴァルマン2世】は、アンコール・ワットを作った王様だね。【ライマンαの森】は、『遠方にある銀河やクェーサーのスペクトル中の中性水素のライマンα遷移によって生じる吸収線の合計』ってwikiには書いてあるけど、『ライマンα』という言葉を使わない問題文に仕上げるのが難しそう」
藤田
「カット前提の問題ってわけでもないだろうし、何かしら映像問題だったのかなー」
と、この場では話していたんですが、後日、神さんから「『銀河間物質の手掛かりとなる』とか『ある波長の吸収線』といったフレーズを使えば成文化できそうです」と連絡がありました。帰ってもちゃんと考えてくれてた神さんが素敵。
瞬時の解析力で正解の手順を読む「数列パズル」
3つあるブロックの数字を、ブロックごとに別々に素早く足していくという、極度の集中力が試される問題
神さん
「これも毎回おなじみのやつですね。よくここまで同じ番組を毎年作れるよなあ」
藤田
「特に数列パズルにはちょっとした編集マジックがあって、最初に視聴者に提示される配列と、実際にプレイヤーが解いている配列が違います。後者のほうが難易度が低くて、最短5手で済みます」
(その4に続く)