「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」発表! 海外版との違いをまとめてみた。
どうも、ユークレイル・エイト代表の藤田です。昨日から心臓と肺にかなりの痛みを感じていますが、どうにかこうにか生きています。でも心配だからこのあと病院へ行こう。
なんて思っていた昼下がり、そんな下らない痛みを吹き飛ばす嬉しい話題が入ってきました!
「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」日本発売!
海外で発売されることが夏に発表されていたので「日本でも出ねーかなーハァハァ」とか言ってたら、フツーに全世界同時発売じゃねえかよ! やっぱスゲェよ任天堂さんは!
何はともあれ、日本版の公式ページをチェック。そして詳しい仕様を見ていくと、日本版と海外版で、かなりの違いがあることがわかりました。ちょっとおさらいしてみたいと思います。
ちなみに、日本版は「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が正式名称のようですが、アメリカ版は「NES CLASSIC EDITION」、イギリス版は「NINTENDO CLASSIC MINI」となっています。アメリカ版とイギリス版には大きな違いはなさそうなので、この記事では便宜上「日本版」「海外版」と呼ぶことにします。
結構違う!
ハードウェア上、USB相当の電源でHDMI出力という現在の一般的な映像環境に合わせた基本仕様は変わりませんが、日本版と海外版には大きく分けて3つの違いがあります(当方調べ)。
全体のかたち
まず、日本版と海外版で形が大きく違います。日本版はおなじみファミリーコンピュータの形、海外版はNES(Nintendo Entertainment System)の形で、サイズがそれぞれ「本物」よりも一回り小さくなっています。
そりゃ、その国で発売された形のほうが馴染みがありますよね。特に日本のド直球世代は(笑)。
コントローラーの取り外し可否
ハードウェア面として一番の違いかも知れませんが、海外で発売されたNES本体はコントローラーの取り外しができ、海外版ではでのその仕様が踏襲されています。
そして、我らが日本のファミリーコンピュータは、IコンとIIコンに関しては本体直付けでしたね。これも踏襲されているようで、日本版ではコントローラーの取り外しはできないっぽいです。でもニコニコ技術部の人とか改造しそう。
収録タイトルのラインナップが違う
一番気になるところですね。日本版と海外版、共に30タイトルが収録されますが(カセットの使用やダウンロードによる追加はできないことが発表されています)、その30タイトルのラインナップが結構違います。以下に詳しくまとめてみました。
日本版と海外版、共通で収録されるタイトル
邦題と英題が違うソフトもありますが、以下の22タイトルが日本版と海外版で共通して収録されます。
「アイスクライマー」
「悪魔城ドラキュラ」
「エキサイトバイク」
「ギャラガ」
「グラディウス」
「スーパー魂斗羅」
「スーパーマリオブラザーズ」
「スーパーマリオブラザーズ3」
「スーパーマリオUSA」
「ゼルダの伝説」
「ダブルドラゴンII ザ・リベンジ」
「ドクターマリオ」
「ドンキーコング」
「忍者龍剣伝」
「バルーンファイト」
「パックマン」
「星のカービィ 夢の泉の物語」
「魔界村」
「マリオブラザーズ」
「メトロイド」
「リンクの冒険」
「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」 (アイウエオ順)
日本版にのみ収録されるソフト
以下の8タイトルは日本版のみに収録されます。「アトランチスの謎」や「つっぱり大相撲」、「ダウンタウン熱血行進曲」が含まれているあたり、日本版として相応しいラインナップに震える。
「アトランチスの謎」
「イー・アル・カンフー」
「ソロモンの鍵」
「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」
「ダウンタウン熱血物語」
「つっぱり大相撲」
「ファイナルファンタジーIII」
「マリオオープンゴルフ」 (アイウエオ順)
海外版にのみ収録されるタイトル
以下の8タイトルは海外版にしか収録されません。日本では聞き慣れないタイトルもあるので、僭越ながら解説をば。
Castlevania II: Simon’s Quest
「ドラキュラII 呪いの封印」。日本ではディスクシステムで発売されました。この頃の矩形波倶楽部節全開BGMは鳥肌が立ちますね。
Donkey Kong Jr.
「ドンキーコングJr.」。日本ではファミコン本体の発売と同時発売された3タイトルのうちの1本です。残りの2本は「ドンキーコング」と「ポパイ」。
Kid Icarus
日本では「光神話 パルテナの鏡」として、ディスクシステムで発売されました。日本版では追い出されてしまうとは、ヤラレチャッタ。
Punch-Out!! Featuring Mr. Dream
任天堂のボクシングゲーム。日本では最終対戦相手が実在の選手マイク・タイソンとなった「マイクタイソン・パンチアウト!!」として発売されました(その他にゲーム大会の景品として配られていたバージョンもある)。
StarTropics
海外版に収録されるタイトルの中で、唯一の日本未発売作品。ゼルダっぽい4方向のアクションゲームです。
YouTubeにプレイ動画が上がってました。ヨーヨーを武器にしているあたり「田代まさしのプリンセスがいっぱい」を思い出すのは私だけではあるまい……。
Final Fantasy【10/9修正追記】
以下の8タイトル、って書いてるのに気がついたら7項目しかなかったという。ミスってました、すいません。
というわけで「ファイナルファンタジー」です。日本版だと「3」が収録されるんですね。こちらは英語版の「1」です。