復活パターンをさがしています

30代半ばで盛大に人生に躓いた北陸在住の個人事業主が、人生の復活パターンを求めて彷徨うブログ。

【新年一発目】2017年の最重要目標を3つ書く。書いた以上は達成せねばならぬ。

 松の内も過ぎてしまいましたが、明けましておめでとうございます。ユークレイル・エイト代表の藤田です。今、旅先のマックでこの記事を仕上げています。


 「せっかくの旅なんだからマックよりもその土地のもの食えよ」と言われそうですが、私の旅行はここ20年近く、青春18きっぷ利用での貧乏旅行なので贅沢言ってられません。このあと泊まる宿も格安のネットカフェです。夏場は野宿もザラです。これが36才になった私の旅の基本。


 どこへ行ったかは後日レポートするとして、今回は年も明けたことですし、18きっぷで列車移動している13時間で考えた、今年・2017年に達成したい目標をつらつらと書いていくことにします。頭脳王の解説を期待した皆様、ごめんなさい。あれも1月中には完結させるからね。


目標1:「クイズづくり」を、本気で仕事にする。

 昨年末、部活系競技クイズ漫画「ナナマル サンバツ」のアニメ化や、「一般社団法人 日本クイズ協会」の設立が発表されるなど、にわかにクイズが熱を帯びてきました。今年は、当方が業務の一つとしている「クイズ」を取り巻く環境が少なからず変化する一年になることが予想されます。


 ユークレイル・エイトのクイズ業務は、「全国高校生金融経済クイズ選手権 ~ エコノミクス甲子園」のクイズシステム・プロデュースや、クイズ技術展「MasterQEE」の開催などがありますが、日本において「クイズで生計を立てるプロ」と言えば、いわゆるTVなどで活躍する放送作家の方がそれにあたります。

 そのため「特にTV関係の仕事がない当方が『クイズのプロ』を名乗るのはおこがましい」という判断から、これまでクイズ関連業務に関しては「セミプロ」の立場をとってきました。

 しかし、今年で開業から10周年を迎えるユークレイル・エイトの業務をこれからの10年に向けて考え直すにあたり、「クイズが変わる時期に、このままで果たして良いのか?」との思いが強くなりました。


 実は昨年、「MasterQEE」を開催したご縁のお仕事で、とある大型展示会に出展されたブースで使用する、クイズ解答用のタブレットシステムを制作させていただきました。

 私としては「エコノミクス甲子園」で培ってきたことの応用とは言え、一般のイベントで通用するのか不安だったのですが、結果的にはお客様に喜んでいただくことができ、この10年間の蓄積が内向きのモノではなくなり、広く外に出せるモノになっていることを確信することができました。


 それらの思いもあり、当方10周年のケジメとして、今までサブ扱いだったクイズ関連業務をメインに据えた形で、業務内容をリニューアルすることにしました。

 もちろんクイズ作家的なことは既存のプロの方には敵わないので、クイズで使うハードウェア・ソフトウェア開発、およびオペレーションを、小規模のイベントなどでも行えるお安い価格で提供できるのを強みとして。機械も含めてパッケージで用意できる、クイズ専門のイベンターみたいになれれば理想。


目標2:「新・ネットクイズシステム」を、ちゃんと公開する。

 上の項目にも関連するんですが、当方の新事業の一つとして、「自分が思う形」のネットクイズシステムを、未完成であっても公開までは漕ぎ着けたいと思っています。


 私が初めてネットクイズシステムを開発し、100人同時対戦対応のノンラグ早押しクイズ「B:Force」を開催したのが2002年のこと。

 あれから15年、最近はそれだけで1ジャンルとして成立しているほどネットクイズが隆盛ですが、個人が手軽に映像を含めたコンテンツを配信できる環境が整った中で、まだまだネットクイズは面白くできると、個人的には思っています。


 皆さんが気になっているであろう「どんなシステムなのか」は今の段階では伏せておきますけども、実は構想と開発自体は、もう5年以上続けてるんです……。とりあえず公開できるレベルにまで達したらちゃんと公開して、皆さんに使っていただくことで、システムとして育てていきたいと思っています。


目標3:婚活・出会いで4人以上と「次のステップ」まで進める。

 これまで、幾度となく書こうとして、未だに記事としてアップできた数がゼロのカテゴリーに「婚活・出会い」があります。


 実際、数年前から婚活・マッチングイベントの類いや出会いパーティなどにはいくらか参加してまして、さらに昨年からはマッチング系の有料アプリにも登録・課金しています。

 しかしながら、注ぎ込んだ金額は合計で6桁に到達しているのに、全っっっったく成果が出ないどころか、イベントに参加する数が増えれば増えるほど、悲しい思い出・イヤな思い出ばかりが増えていくという現実。


 実は昨年のクリスマスにはその辺の愚痴を書いて非リアな皆様の共感を得ようと思ってたんですが、書いてたら5000字を越えても完結できず、とりとめのカケラもないクソ文章になるという悪いクセ再び。

 さらに、読者の方の「頭脳王」解説記事への期待が大きくなったことで、そちらを優先していたら、クリスマスというアップ時期を完全に逃してしまいました。


 まあそれはいいんですけれども、要は6桁円もつぎ込んでるのに、リアルイベントではまともにコミュニケーション取れないし、マッチングアプリでは業者以外とはマッチングしたことがないという状態は如何なものかというね。

 とにかく今年は「次のステップ」、すなわちイベントやアプリの外で女の子と会えた、という状況まで持っていきたい。目標は4人以上。まあもちろん「お付き合いする」というレベルまで発展できれば1人でもいいんですけど。


おわりに

 本当は「月に2回以上、今まで行ったことのなかった場所に行く。」とか「週に一度以上、仕事と家庭以外の人と話す。」など、もっとたくさんあったんですけども、全部ダラダラ書いてたらまた内容薄いまま5000字に到達しそうだったので切り上げました。あ、「短いブログを書けるようになる」も追加しておこう。

 そしてここに書いた目標が達成できたかどうかは、今年の年末に検証記事を書きたいと思います。「クイズ☆正解は一年後」みたいにね(笑)。



 というわけで、今年も人生の復活パターンを追い求めながら世間を彷徨っていきますので、どうぞよろしくお願いします! 今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

2016年・大晦日の御挨拶

 どうも、ユークレイル・エイト代表の藤田です。年末の大掃除に目処がつくのが午後9時以降に紅白を視ながら、という通常運転の大晦日。


 と言うわけで皆様、このブログを始めてから3ヶ月少ししか経っていませんが、今年もお読みいただき、ありがとうございました。


 個人的に今年は人生の流転から始まり、正直、生きていく為に必死にもがいていただけだった気がします。そんな中でこのブログを開設し、「次に自分のやりたいこと」のベースを整えました。まあ別にブログじゃなくてもよかったんですけど、何かしら発信をする場が欲しかったので。


 クリスマス・イブにアップし始めた「頭脳王2016」の解説記事が広く拡散され、少しずつですがアクセス数も伸びてきています。解説記事は来年まで持ち越してしまいますがちゃんと完結させますので、どうぞお楽しみに。その他にも、書きたい記事はたっくさんあるんだけどね。来年はもう少し、書くペースを上げて行ければなあ、と思ってます。


 そして「自分のやりたいこと」は今年まったくできなかったので、2017年は今年の分を取り返す勢いで、様々なことに動いていくつもりです。



 改めて2016年、今年も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました! 来年もよろしくお願いします!

高校生クイズの優勝者に、「頭脳王2016」の全問題を解説してもらったよ!(その2/準々決勝・第1ステージ終了まで)

 どうも、人生流転中の藤田です。一昨日アップした「頭脳王2016」の解説記事、はてブでバズッたわけではありませんがTwitterで広く拡散された結果、当ブログが2ヶ月で到達したPV数を1日で稼ぎ出してしまい、若干うろたえています。自主規制神さんの集客力すごい。


uq8.hateblo.jp


 私にとって嬉しいクリスマスプレゼントになったことは確かですが、実は「クリスマスには私の非リアネタを書く!」と前々から決めていて、その為の準備もしてました。でもこんな状況になった結果、なんだかブログ全体に「早く頭脳王の解説しろ」という空気が満ちつつあるので、先に解説を続けたいと思います。


 あとTwitterにも書いたんだけど……、せっかくこんなに読んでくれるなら……このブログの読者になってくれてもいいのよ……。


準々決勝・第1ステージ中盤から、解説続き。

次の三角形で構成された黒い部分の総面積は何平方cmか求めなさい。

神さん
(画像表示前に)「ああ、半分になってるヤツかな」

藤田
(画像表示後、一時停止して)「組み合わせていけば本当に半分になるんですかね」

神さん
「ちょうど半分だね。19×19÷2でいけます」

藤田
「正解は【180.5】。ちなみに去年の出題では一辺が17cmでした。コレはもう、半分であることが決まってるんでしょうね」


頭を柔らかくして考えなさい。


[?]→1→9→2→…→174


[?]に当てはまる数字は何でしょう?

神さん
「あーそうか、174号線だもんな、これは気づきたかった」

藤田
「気づきたかった、と言うと?」

神さん
「日本一短い国道は174号線、というのは“クイズベタ”の知識ですから。わざわざ最後に表示されてるのは意味があることなので、それに気づきたかった、という意味です」

藤田
「“クイズベタ”とは、クイズとしてはよく出題される雑学知識、ということですね。もっとよく知りたい方は、杉基イクラ先生の『ナナマル サンバツ』第1巻で詳しく解説されていますので、そちらを読んでみてください」



 ちなみにこの「部活系競技クイズ」マンガの「ナナマル サンバツ」、最新13巻が大晦日に発売され、さらには来年アニメ化することが発表されています! 超楽しみ!!


通称「テロ対策特別措置法」と称される法律の正式名称を答えなさい。

藤田
【平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法】。こういう長文解答スラスラ答える感じ好きだわー、『カルトQ』っぽくて(笑)」


今から言う4つのアルファベットを、4番目から1番目へと逆に読むとある英単語になります。それを日本語に訳して答えなさい。

神さん
「FAME、【名声】か」

藤田
「さすが」

神さん
「一般的にはギリギリ分からない単語チョイスだなあ」

藤田
「もしFがMだったら、私はきっと『アーケードゲームエミュレーター』って答えてしまう」


この石碑には、世界最古の平和条約が書かれています。この条約が結ばれたのは、何の戦いか答えなさい。

神さん
「【カデシュ】かな」

藤田
「こういうのが知識問だよね、全然わからなかった」

神さん
「いえ、知識問とは言っても簡単な部類だと思います。世界史の教科書にも出てくるし、クイズでもベタに近いし」


次の硬貨は、西暦何年から何年の間に発行されたか答えなさい。

神さん
「このシリーズもよく出るんだけど……あ、五円のフォントか」

藤田
「昨年は紙幣の通し番号の色で発行年を答える問題でしたね。個人的には、これはフォント好きとしてヒントに気づけました。もちろん発行年までは抑えてなかったですが。来年はギザ十*1あたりが出る気がする」


次の成分表をもとに、この隕石がどの天体からやってきたか答えなさい。


藤田
「これも遺伝子解読の問題みたいに、下に表示されてる『ALH84001』がヒントなんだろうか」

神さん
「そうですね。火星由来の隕石の中でも、コレは生物の痕跡が残っているとかいないとか議論されてて、特に有名です」

藤田
「一般的にはマイナーだけど、あるジャンルにおいてはよく知られたトピックなわけか」

神さん
wiki情報ですけど」

藤田
「解説者がその場でググっている」


豊臣秀吉の辞世の歌とされている、和歌の全文を答えなさい。

次の図は、アメリカ合衆国の歴代大統領を表したものです。空欄の人物を2人埋めなさい。


第16代 エイブラハム・リンカーン
第17代 アンドリュー・ジョンソン
第18代 ユリシーズ・S・グラント
第19代 [ ? ]
第20代 ジェームズ・ガーフィールド
第21代 [ ? ]
第22代 グロバー・クリーブランド
第23代 ベンジャミン・ハリソン

藤田
「この2問は完全に知識問でした。解説しづらいですね」

神さん
「アメリカ歴代大統領の空欄二人については、少し難しめのクイズで問われるようなエピソードがそれぞれあるので、その前後関係で知っていることも考えられます。ガーフィールドが暗殺されたから【チェスター・アラン・アーサー】が昇格したとかね」


次の図は、ある指数を表しています。その指数の名称を答えなさい。

神さん
(図の表示前に)「【ラスパイレス】か何か……? あ、そうだ(笑)」

藤田
「え、なんで数字見る前にわかったの」

神さん
「だって、この番組で出る『○○指数』でしょ? 一般人が知らなくて、名前がカッコイイやつと言ったらコレが第一候補かなと思いますね。数字が表示された瞬間に確定させてボタンを押す心構えはできます」

藤田
「番組の演出傾向をも推測に織り込むとは(笑)」



(その3に続く)

【17/01/19 0:40追記】

 「その3」アップしました。

uq8.hateblo.jp

*1:縁にギザギザの入った10円玉。1951~1958年に製造・発行された。