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復活パターンをさがしています

30代半ばで盛大に人生に躓いた北陸在住の個人事業主が、人生の復活パターンを求めて彷徨うブログ。

今年・2016年に発揮された自分の強運、TOP3を挙げてみる。

スピリチュアル 仕事論 思い出話

 どうも、人生流転中の藤田です。毎年、11月下旬から12月中旬にかけては仕事が立て込むのが恒例なんですけれども、今年も相変わらず立て込んで、ブログがなかなか書けません。ネタだけどんどんハラの中に溜まって、形にして放出できない状態は、まるで便秘のようでツライです。さっさとブリブリ出してしまいたい。


 ところで前回、こんな記事を書きました。


uq8.hateblo.jp


 記事終盤の叫びはともかく、人生の重要局面において自分の運が凄まじくいいのは事実です。ともすれば今年・2016年は、私にとって文句なしの人生の重要局面だったわけで、どれだけ強運が発揮されたんだろうと考えてみたんですが、やっぱり自分の運の強さに驚くような事例がいくつかありました。


 今回は、そんな強運発揮事例のうち、今年のベスト3を紹介してみたいと思います。「自分は運がいい」と言いまくると、運が良くなるらしいですし。スピリチュアルは、壷や印鑑を買わされないレベルで程よく信じておく主義。


第3位 謎の直感で高い買い物の発注ミスをリカバー!

 人生の流転が始まったことで、私は親から相続できるはずだった資産は全て、さらに私個人で所有していた財産も9割近くを失うこととなりましたが、今年はおかげさまで仕事が順調に続き、秋口には経済的にも少しだけ余裕が出てきました。


 そこで、昨年から考えていた大きな買い物をしてしまうことにしました。長年の夢だったオカムラのオフィスチェア、プログラマー御用達のイスと言われる「バロン」です。


www.okamura.co.jp


 実は昨年末に買うつもりで、東京のショウルームまで行って試座までして決めたんですが、発注直前に人生流転が始まったという経緯があります。大きな買い物と言っても金額は7万円程度ですが、現状の私にとって7万円は、充分ステージオブキヨミズからダイビングなプライスです。


 オカムラのオフィスチェアは、多くの商品がある上に、細かい仕様やカラーの違いで品番が延々と分かれており、注文するときは細心の注意を払わなければなりません。しかも発注はわずかな楽天ポイントも狙って、慣れない楽天スマホアプリから。その数日後には商品が届く予定でした。


 しかし翌日、なーんかイヤな予感がして改めてPCから昨日の発注を確認したところ、なんと品番が1文字違っており、欲しかったものとは仕様の違う商品が発注されていたのです。慌てて発注先に電話で連絡し、無事、正しい商品に換えてもらうことができました。


 自分のミスを自分でリカバーするという、端から見ればあまり意味のない状況ですが、届いてから青ざめては遅かったわけで、やはりなーんか感じたイヤな予感は正しかったんですね。こういう予感をちゃんと受け取れるのも、強運のなせるワザだと思っています。


 あ、この「バロン」については、後日改めてレビュー記事を書くつもりです。


第2位 仕事上のピンチも、妙にスイッと解決!

 今年は、私が人生流転に陥ったことを知った皆さんが方々から仕事をくださり、助けてくださいました。皆さんには本当に感謝しています。


 仕事が増えれば、比例して仕事上のピンチも増えますが、何故か今年は、その仕事上のピンチが致命的な状況に繋がることがほとんどなく、スイッと解決してしまうことが多かったです。一例を挙げると、

  • できるだけ早く届いて欲しい届き物が、発送から2日は確実に掛かるところ、何故か1日で届く。
  • 毎年冬のイベント用レンタル機材、売上ベースで昨年比62%アップ。
  • このイベント用レンタル機材が、初めて本格的な故障に見舞われる。修理には1ヶ月以上掛かるハズが、奇跡的に代替部品が確保してあったおかげで1週間弱で修理完了。


 特に三つめは本当に奇跡と言える状況で、たまたま代替部品が確保されていなければ、金銭的な大損害が出るどころか、責任問題にも発展するところでした。このようなピンチをあっさり回避できてしまったのも、やはり運の良さだと思います。


第1位 途方に暮れていた時に偶然再会した高校時代の友人、そして……!

 正直、上の3位と2位は、この1位を書くための前座です。今年発揮された強運でブッちぎりのトップは「偶然、高校時代の友人と再会できたこと」です。


 春先の3月。人生流転が始まってしばらく経った後でほとんど仕事がなく(そもそも私は毎年4~6月の仕事が極端に少ない)、これから数ヶ月どうやって食べていこうか、途方に暮れていました。


 そんな中、突然懐かしい人物からスマホに着信がありました。高校時代、3年間同じクラスだった友人で、今は大阪で活躍している敏腕SE。少し前まで年イチぐらいで会っていたんですが、ここ数年はお互いの近況をFacebookで知ったり年賀状のやりとりをする程度で、実際声を聞くのは5年ぶりです。


 聞けばその友人、なんと奥様と子どもさんを連れて地元に帰ってきたそうで、春から実家暮らしを始めたとのこと。しかも大阪で勤めていた会社を辞めていたわけではなく、そのままその会社の福井拠点を設立し、任されることになったと言うではありませんか。しかもその拠点の場所が、ウチの事務所から自転車で5分という超ご近所!!


 運命めいたものと言うか、まさに渡りに船な自分の超強運に若干の気持ち悪さを感じながら(笑)、昨年末から自分の人生が流転していることを話すと、友人は驚いたようでしたが「とにかく会って話そう」ということに。そのまま自転車で福井拠点に向かい、5年ぶりに再会、積もる話と、自分の現状を話しました。


 そこからの展開は早く、本社の社長さんと会って話す機会を作ってくれ、福井拠点の外部技術者として使っていただけることとなり、現在は週2~3日のペースで拠点に出勤しています。正直、こういった会社組織の中でシステム開発をした経験がなく迷惑を掛けっぱなしですが(何度かヤバめのミスを放り込んでしまった)、それでも仕事を振ってくださった友人と社長さんには、本当に感謝してもしきれません。


まとめ

 本当に第1位に関しては、まるでデウス・エクス・マキナのようにそのとき縺れ絡んでいた諸問題がいくつも同時解決する結果となり、人生の重大局面での強運が云々というよりも、亡くなった母が守ってくれているのだと感じずにはいられませんでした。


 今日・12月16日で、その母が突然倒れ、人生が流転し始めてから1年が経ちます。


 この1年は本当に試練の連続でしたが、それでも今、こうして生きていられるのは、私を助けて下さった皆さんと、私を守ってくれたスピリチュアル的存在と信じ、今日は静かに手を合わせたいと思います。


 今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

俺のバックに憑いてる存在わかってんのか?(ただし守護霊的なもの)

スピリチュアル 仕事論

 どうも、今日の仕事帰りにGEOに寄ったら、たまたま念願だったミニファミコンを買えた、人生流転中の藤田です。今日はどうも運がいいと思ったら天赦日+一粒万倍日という、今年最強レベルで縁起のいい日でした。ついでなので、ブログも書きます(笑)。


 さて先日、とあるブログで、私自身に言及してくださる方がいらっしゃいました。

yamakaman.blog.fc2.com


 このブログの主である黒子さんは中学時代の同学校・同学年で(同じクラスになった事はないんだけど)、私が独立して3年目ぐらいにひょんなところから繋がり、何度か一緒に仕事をさせていただきました。


 しばらく連絡取ってなかったんですが、私の人生流転が始まったことを風の噂で知って声を掛けていいのか迷っていたところ、私がこのブログをLINEのタイムラインで拡散しているのを発見。その日のうちに電話をくれて、仕事の話を中心に1時間半ほど話をさせてもらいました。その翌日、この記事を書いてくれたというわけです。本当にありがたいことです。


ただちょっと! ちょっとちょっと!!

 このように書いてくれることは本当に嬉しいんですが、自分から見ると、ちょっと美化されすぎ、かつ、だいぶ買いかぶられている気がします(笑)。


 そりゃあ人生流転に陥った直後は落ち込みもしたけど、がんばって再起、と言うよりは自分のしたいことを続けたかっただけだし、今の場所に留まったのも、単純に「都会に出る選択肢もあったけど手続きが面倒だった」ってのが一番大きい(笑)。


 そして、一緒に仕事をしたときはシステム開発絡みだったので彼女にはそのイメージが強いのかも知れないけど、私のシステム技術力と言えば、おそらく開発者全体の中で並以下じゃないでしょうか。


 「だったらお前、何で食ってんだよ」と言われそうですが、私も気になって今年の売上を調べてみたら、今年の大きな売上についてはほぼ、イベントと映像系でした。そう言えば今年は、仕事でプログラムをあんまり書いてないですね……。


でも、自慢できることはある。

 各種スキルがそう高くもない私に本当に自慢できることがあるとすれば(と言うか、これは臆面なく自慢しますけど)、それは「運」だと思います。とにかく私は、人生の重大な局面における運がハンパなく良い。


 今回の件は本当に多くの方に助けていただき、大きな波を乗り越えることができました。しかし実はそれ以外にも、トンでもなく運のいい巡り合わせによって不思議と助かっていることが、いくつも存在しているんです。


 そしてこの運の良さは今に始まったことではなく、昔から「その後の自分の人生に影響するような局面」で必ず発揮されます。発揮されたときには自覚があるので、その運を発揮させてくれた(言い換えれば「守ってくれた」)スピリチュアルな存在に対して「ああ、またもやってくださいましたか。ともあれ、ありがとうございます」と感謝することにしています。


 まあ、あんまりこの運の良さに頼り切るのは危険ですが、とりあえず、生きられるだけ生きて、何となく「助けられたな」と思ったら、その辺の存在全体に感謝しとくだけで、随分人生がラクになる気はしますね。


 あとは! この! 運で! 嫁が!! きて!! くれれば!! 一番!!! イイ!!! ん!!! だッ!!!!


 はあ、はあ……(息切)。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました……。

人生の流転が始まって、早くも一年が経とうとしている。

思い出話 雑記

 どうも、人生流転中の藤田です。


 師走に入りましたね。先月下旬からちょっと自分にとって難易度高めの仕事を引き受け、勉強と試行錯誤を繰り返している影響で、なかなかブログを書く時間が取れません。先月が6記事、先々月が5記事かー。もうちょっと書きたいなー。


 この2週間ほどは、ちょまどさんが講演した勉強会が炎上している問題や、TBS「マツコの知らない世界」の自称・ケアレスミス編集、そしてそれらとは別に珍しく批判したい記事なんかもあって、話題に事欠かなかったのに。いつもこうやってネタの旬を逃していく。


 ネタだけは20本ぐらい溜まってるんですけどね。はてなブログ界隈でよく聞こえてくる「ブログに書くことがない」は、私には無縁。でも以前も書いた通り、ストックしてあるのはすべて大きめのネタなので、書き上げるのが大変なんだ……。


 ともあれ、これから年末に向けて、アウトプットしていくペースを上げたいところです。


「人生流転」が始まって、一年。

 しかし、もう12月ですか……。このブログでは、記事の最初に「人生流転中の藤田」と名乗ることがほとんどですけど、この「人生の流転」が突然始まったのが、去年の12月16日でした。


 今はまだこのブログで書くことではないと思うので詳細は伏せますが、自分にとってかけがえのない、大切なものを同時にいくつも失う事態となった上、それらに伴う法的な手続きを含めた後処理を、ほぼすべて自分でしなければならなくなりました。


 弁護士さんや、事態を知って支援して下さった多くの方の助けを借りながら、最も大きな波はなんとか乗りきることができましたが、正直、年が明けてから春過ぎぐらいまでの、それらに奔走していた時期の記憶がほとんどないですね。


 加えて、この期に及んで死体蹴りの如く私を追い詰めてきた連中もいて、奴らに対しては今後10年、20年かけてでも、必ず「あの時したこと」を如何なる形でか後悔してもらおう、と心に誓っています。


涙なんか出なかった

 本当に今年に入ってからしばらくは、次から次へと出てくる問題・手続きへの対処で疲弊しきっていたんですが、中でも肉体的にツラかったことがあります。


 昨冬は雪が少なかったんですが、それでも降るときにはドカッと降り、50cmは積もっていました。その日の夜、私は一連の事態で住めなくなった実家の整理をしに行ったんですが、長靴よりも深く積もった雪をかき分けながら家に近づくと、何故か小川のせせらぎが聞こえてくる。


 せせらぎの下に辿り着くと、なんと外の水道管が破裂し、あたりが水浸しになっていました。


 あまりのことに動転し、とっさに水が噴き出している箇所を手で塞ごうとしましたが、水圧が強すぎて反射した大量の冷水を頭からかぶり、あろうことか真冬の外でビッショビショに濡れてしまいました。


 冷水で頭が冷えたのか(うまくない)冷静になって、弁護士さんに連絡したところ「それは良くないので、市の水道課に言って止めてもらって下さい」とのこと。市の水道課に連絡したら「地面に元栓のバルブがあるはずなので、ご自分で止めてもらえますか」と。


 指定されたバルブの位置を見ると、積もった雪が屋根から落ち、1m以上の高さになった雪とつららのカタマリに埋もれていました。


 途方に暮れましたが、とにかくバルブを探さなければなりません。1mもある、重い氷粒のカタマリを素手で掻いていたら、次第に白い雪に赤い血が滲んできました。真冬の外で頭から水をかぶった寒さと、冷たさを通り越した手指の痛さと、夜中に一人でこんなメに遭わなくちゃならない惨めさの三重苦を感じた瞬間、私の目から涙があふれ……ることはなく、どういうわけかスゲー楽しくなってきて、


「あははははははははははははははははははははははははははははははははは」

と笑い声と奇声を上げながら、バルブを探っていました。


 もし誰かに見られたら、間違いなく「ああ、あんなことがあって、気が触れたんだな」と思われたことでしょう。


 ようやく見つかったバルブがダミーだったというマンガのような紆余曲折もありましたが、1時間ほどの格闘で無事水を止めることができました。


おちんこだりもしたけれど、私はげんきです。

 まあそんなこともありましたが、先述のように、たくさんの方に助けていただいたおかげで、今こうして普通に暮らせています。ただ、ここ9年ぐらい、ずっと12〜1月を埋めていた仕事が今年はなくなってしまったので、久々に年末年始に時間があります。誰か遊びに行きましょう、もしくは仕事ください(笑)。


 そして、昨年末に「2016年はコレをやろう」と思っていたことは一切できなかったので、ぜひとも来年はそれらを取り返すつもりで様々なことに動き、そしてキチンとその結果を形にして、表に出していきたいと思っています。


 12月に入ったばっかりで来年の目標を立てるのは早いか(笑)。


 今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

【せざるをえない料理シリーズ】中華風サラダチキンを作ってみた。

料理 飯テロ

 どうも、人生流転中の藤田です。ちょっとスケジュール的に今月はもう記事を書けそうにないので、がんばって軽めの記事で済ませてみる。


 いつも記事の書き出しに使っている「人生流転」が始まったのが、昨年の末。この時点から突如、人生の状況が128°ぐらい変わってしまい、それまでの実家生活から、妹との二人暮らしになりました。


 そしてこの状況になって、必然的にやらなければならなくなったのが、毎日のご飯です。

 私は一人暮らししていた期間が7年間あるので全く料理できない、というわけではないんですが、ちょっとちゃんとしたものを作ろうと思うと、それこそ2、3時間ぐらい掛かってしまうため、基本的には一品料理で済ませることが多いです。


 しかしここ最近、コンビニのお総菜が美味しいことを知ってしまい、多少値段が高いことには目をつぶって、いろんな商品を食べていました。

 中でも特にハマっていたのがサラダチキン。妹に教えてもらったんですが、250円程度で様々な味があり、しかも脂の少ない鶏肉なのでヘルシー。これにキャベツの千切りとノンオイルのドレッシング(全部コンビニかドラッグストアで買う)を合わせれば、充分お腹を満たせる量を食べることができます。


 難点があるとすれば、サラダチキンは1つで250〜300円と、少々お高いこと。そんな折、こんな記事を見つけました。


www.buzzfeed.com


 自分で作れるのか! しかも高コスパ

 よしやってやろうじゃねえかってことで、近所の激安系スーパーでムネ肉を物色。安ければ2つ入って220円程度で、これは調理済みのものと比べたらかなりお得。ジップロック(267円)と、ハーブチキン風味用のマジックソルト(105円)も買って、いざ家で調理スタート。


できあがり!

 作り方は大胆に省きます(何)! 上の記事を読んで下さい。ホントに記事に書いてある通りに、そして動画の通りにやりました(今回は中華風味)。


f:id:u-qreil8:20161124002322j:plain


 鶏肉は中まで火を通さないと危ない(と言うかそれでアタったこともある)ので、湯煎で13分程度の加熱、ちゃんと中まで火が通るか心配でしたが、うまくできました。


 そして肝心の味も、コンビニで買うものと引けを取らない。これなら調理の手間を考えたとしても、自分で作った方が圧倒的に高コスパですね。いやー、案外うまくいくモンだなあ。次はハーブチキン風味を作ってみよう。


 ただ、写真を見ておわかりかと思いますが、切り方がすっげえ雑です(笑)。この辺も上達したいね。



 というわけで軽めの記事として、初の料理ネタでした。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

違法だろうが何だろうが、タダにできるものはタダにしたい熟年層に負けた話

PC講師 ソフトウェア パソコン

 どうも、19日に各量販店でミニファミコンが再入荷するというデマに近い噂を真に受け、早朝から市内店舗を回ったのにありつけなかった藤田です。何か、海外ではオークションで20000ドルの値が付いてるとか。220万円って……。



 さて、先日、後輩がブログを始めたことに言及させていただきました。そしたら後輩、早速そのことを記事にしてくれました。

kei52588.hatenablog.com


 ありがとう後輩。せっかくなので、さらに乗っからせてもらいます(笑)。このままラリーにして自分のブログ書くペースのラビットになってもらおうという姑息な手段。


 著作権がらみの話なんですが、この辺、自分の意見として「現在の著作権法がすべて、創作文化と企業利益を守るために完璧に機能しているわけではない」って考えがあります。まずその前提でしか持論展開できないんですけど、昨日今日で、こんな記事がバズってました。

www.lifehacker.jp


 11月19日22時現在で、818ブクマついてますね。ってか、あのライフハッカーの記事として、さすがにコレはアカンやろ……。

【11/20 16:11追記】
 上記記事のうち、CS2シリーズを無料ソフトとして紹介している一節が削除されたようです。


著作権とライセンス

 Adobe(アドビ)って会社は、昔からパソコンで作品づくりをする方々には御用達のソフトを多数開発しているメーカーです。


 万能写真編集のPhotoshopフォトショップ、日本では印刷業界の実質標準となっているIllustratorイラストレーター)、あの「シン・ゴジラ」の編集にも使われた動画編集のPremiere(プレミア)、WEBサイト制作のDreamweaverドリームウィーバーなど、デザイン、動画、WEBに至るまで、PCでのクリエイティブをほぼすべてカバーしていると言っても過言ではないでしょう。


 パッケージ版は2012年発売の「CS6」バージョンを最後に提供を終了しており、現在は月額使用料を支払うことで各ソフトを使うことができるクラウドサービス・Adobe Creative Cloud(アドビクリエイティブクラウド)として提供されています。


 で、問題の記事は「過去のバージョンであるCS2系のAdobeソフトは無料」という内容です。大量にブコメ付いているようにこれは大いなる誤解で、CS2はアクティベーション(正しくライセンスされた使用者であることを認証すること)が技術的にできなくなったため、CS2のソフトを利用する方(もちろん正規ライセンスを持っている方)だけに対し、アクティベーション不要なダウンロード版を用意した、ということですね。

Adobe® Creative Suite® 2 製品およびAdobe® Acrobat® 7のアクティベーションサーバーに関するお知らせ | アドビ


 実はこの措置が発表されたのはもう4年近く前で、その時にはAdobeちゃんマジツンデレとしてこんなイラストもTwitter上を賑わせました。

matome.naver.jp


ライセンス感覚を伝えることの難しさ

 昨今はフリーミアムの時代で、その弊害か若い人を中心に著作権感覚やライセンス感覚が薄い、あるいは全くない人が増えてきましたが、それは若い人じゃなくても同じです。


 私、公共の場でパソコン関係の講師の仕事をすることがあるんですが、あるとき、受講者の方が自分のパソコンを持参した上で行う講義がありました。


 その場で、出席者の方にパソコンを起動してもらったところ、デスクトップに表示されたアイコンがやたらめったら豪華な方(50代男性)がいました。鉄工所の経営をされており、前述のAdobeソフトはもちろん、数十万円するようなソフトも3〜4本入っていて、ソフト総額で言えば、定価なら間違いなく100万円は超えている状態。思わず声を掛けました。


「鉄工所さん、すごいですねコレ。全部導入されたんですか?」

「お? おう、いいやろ、全部友達に入れてもろたんや」

「お友達が入れてくれたんですか。ソフトの代金もその方に支払われたんですか?」

「代金? なーも? タダでやってもろたで。酒はおごったけど」


 いや、まあそんなコトだろうとは思ったけどもさー……。


 聞いた内容をまとめると、自称「パソコンに詳しい」その友達に頼むと、数日でソフトを用意して、パソコンに入れてくれるらしい。おそらくその友達とやら、いわゆる「クラック版Warez」を落として、この鉄工所の方を犯罪に巻き込んだ(←重要)上に、オゴリでタダ酒カッ食らってたってことですね。


 居たたまれなくなって、「それは泥棒と同じ」「経営者ならお客さんにお金を払ってもらえない感情はあるはず」など、それが犯罪行為であることを必死に伝えたつもりでしたが、しばらくキョトンとされたあとに、笑いながら、

「ようわからんけど泥棒でも何でもいいわ、仕事でちゃんと使えれば(笑)」

と言われ、それ以上追求する気が失せました。


 若い人は「内心理解していながら、どうせ罰せられることはないので、半ばネタ的に著作権を無視する」というイメージが私の中にあります(ニコニコ動画に違法アップロードされた作品が削除されると「消されたあああ」「運営許すまじ」的なコメントが付くなど)。


 しかし、そもそも著作権感覚、ライセンス感覚、「ソフトウェアにはお金が掛かる」という感覚そのものが皆無な熟年層に対して、この意識を根付かせるのはどうしたらいいのか、パソコンを教える立場の人間として、ときどき考えることではあります。


ただねえ(まとめ)

 ただ、最初にも書きましたが、私は「現在の著作権法がすべて、創作文化と企業利益を守るために完璧に機能しているわけではない」と考えています。特にそれが、文化振興の目的ではなく、版権マフィアによって確保された利権を守るために運用される法律になってしまうなら、そこはもう崩していかなきゃならない、という考え方で。


 その為にも、やっぱり正しい著作権自体を広く啓蒙することは大事だと思うのよね。関心が高まれば、版権マフィアがやっていることにも徐々にメスが入っていくと思うから。



 よっし、この記事(タグ込み3511字)は珍しく2時間半で書けたぞ!(笑) 今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

後輩が羨ましくて仕方ない

ブログ 仕事論 雑記

 どうも、ミニファミコンが発売当日に買えずに悶々としている、8ビット分が不足してきた藤田です。次回出荷は1ヶ月後だろうなー、はやく「ロックマン2」がテレビでやりたい。


 さて、突然ですが、私の後輩がブログを始めました。

kei52588.hatenablog.com

 少し前に後輩本人のツイートでブログを始めたことを知り、はてなブログだったため、さっそく読者になりましたが、毎日コンスタントに記事を書いているようです。


 ……本当に、すこぶる羨ましい。


何が羨ましいのか?

 私がこのブログで書いた記事と後輩の記事を比べると、1記事あたりの文章量が全然違います。毎回数千字書いている私に比べ、後輩の方は圧倒的にライト。それなのに文章からは濃密な意見の波が伝わってきますし、何より読みやすい。毎回最後までちゃんと読める。


 しかも本人に聞いたところによると、1記事を書くのに10分ほどしかかかってないそうな。記事1本の書き始めからアップまでに、どんなに短くても4時間程度の時間が必要な私とは雲泥の差です。サッと書いてサッとアップでき、毎日更新が続けられるフットワークの軽さは、羨ましくて仕方ない。


その後輩からのアドバイ

 以前、この後輩と一緒に呑んでいたとき、私が「数年間整理を続けているのに全然片付かない書類」について愚痴ったら、実に的確なアドバイスをしてくれました。そのアドバイスを参考に整理を進めたところ、数年間片付かなかった書類がたった1ヶ月でほぼ完全に整理できたという「私に対するアドバイスの実績」が、彼にはあります。


 というわけで、今回もちょろっと訊いてみたところ、2つのアドバイス(と言うか御意見)をいただきました。


★「正確性にこだわりすぎているきらいがある」


 すげえ自覚あります。本来なら、「グーの手をパーにした」で済む表現を、

「自らの握られた右手を表に向け、続いて親指を立てたと思いきや、人差し指、中指、薬指、小指の4本が、第3関節、第2関節、第1関節の順で開かれていった結果、いよいよ手のひらがその姿を表した」

と書いてしまう。アホです。


 一応、マスコミの報道出身(自称)なので、人様にお見せする文章を書く以上、情報の正確性は絶対だと思っています。マスコミではない個人ブログに許されるのは、そこに多少の主観に基づいた個人的意見を挟めることでしょう。


 こういう考えが、完全に悪い方向に出てしまってるんですよね。


 後輩は記事を書くにあたり「読みやすさと楽しさを優先する」そうで、それがちゃんと成果物に繋がっているのはスゴいことだと思います。


★「推敲は必要以上にしないほうがいいかも」


 これは自覚というか、自分の目の節穴ぶりに愕然とします。


 私の場合、数千字の文章を書き上げた後、それを10回は読み返して推敲してます。「誤字・脱字など、人様に見せる文章として以ての外」という考えに基づいてのことですが、10回読み返しても20回読み返しても、必ずアップ後には誤字・脱字が見つかります。もうね、何を見てるんだと。


 さらに推敲中、前述にあるような無駄に長い表現を「これ『グーの手をパーにした』で充分伝わるな」と思って直すことも多いんですが、そうやって文章を次々に圧縮していくと、元々書いた文章量から30%以上減ることもザラです。最初からその分を書かなければ、きっと時間も節約できるだろうに。


 無駄に長い表現を短く圧縮できるときはまだいい方で、ヘタすると無駄な文章に、重ねて無駄なオヒレハヒレを無自覚に付け加えてしまうことも往々にしてあります。


「自らのダイヤモンドのように硬く握られた右手を表に向けて眼前に対峙させ、続いて並んだ5本の指の中でも一際太い長男サムこと親指を一気阿世に立てたと思いきや、その筋肉の強ばりにつられるかのように人情に厚い人差し指、背高ノッポの中指、ニヒルでクールな薬指、ムードメーカーの末っ子小指の4人兄弟が、中手指節間関節、第2関節、第1関節の順で開かれていった結果、外界の空気に触れることを許されたその手のひらは見事、天を見つめることに相成ったのであります」(cv:古舘伊知郎


 そして悪いことに、こんな完全自己満足の文章を生み出している瞬間は、途方もなく楽しいんだよなー……。


 ちなみに後輩は、書き上げた文章は読み返すこともなく一気にアップするそうです。何というか、下書きナシで一発描きした画をそのまま公開するような感覚ですよね……。それでキッチリ読者に読ませる体を成してるんだから、スゴいなあ。


まとめ

 今までの記事でも何度か書いてきましたけど、私は情報発信はしたいけれどもブログに苦手意識はあって、このブログを始める前にも「最低限、読んでもらえる文章を書けるようにならなければ」と、この本を読みました。



 この本では、文章において最も大切なことは「完読されること」と設定しています。いくら自分としては一生懸命書いた文章でも、読者に途中で読むのをやめられてしまうのでは意味がない。そして完読される文章を書くためには、どのように書く訓練していけばいいかが、全77項に渡って解説されています。


 でも、この本にある方法を試しながら文章を書いていくことが、なぜか自分にとって苦痛で仕方ないんですよ。


 書く前の準備の段階で文章の大部分は決まるそうなんですが、ちゃんと準備しても、いざ書き始めると事前の準備や作文ノウハウの全てが霧散し、気がつけば数時間が経ち、文字数も数千字に膨れ上がっている。しかも内容は冗長で、薄くて、読みにくく、理路は破綻し、焦点がぼやけ、結論も曖昧。


 もちろん、この記事も御多分に漏れず、書き上げるまでに5時間以上掛かっています。


 ……はあ、やっぱり私、ブログ書くのは向いてないですね。総PV数は1000を越えたけど、もっと自分に合った情報発信方法があるのかも知れません。最近は記事を上げない日が続くと他のことすら手に付かなくなることも多くなってきたので、今後は少し別の方法も模索していきたいと思います。


 あ、このブログは続けますよ。せっかく10記事以上書いてるんだし。


 今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

自動車教習所で、予約システムのバグを突いてモメた話。【後編】

思い出話 ソフトウェア システム開発

 どうも、人生流転中の藤田です。初のひとネタ2分割、前回から今日までに書きたい時事ネタを大量に逃しています。それでは前回の続き。読んでない方は前編をまず読んでね。

uq8.hateblo.jp

あらすじからの続き、そしてモメた。

【あらすじ】

 10年前、進路の決まった高校生でごった返す時期の教習所に通っていた私は、その教習所のケータイ予約システムで、予約枠の空きを無視して自由に予約が入れられるバグを偶然発見。無尽蔵に予約を入れる修羅と化していた。

 しばらくして教習所側に呼び出された際、その場で予約システムのバグを再現し、あくまでシステムの1ユーザーとして早急に対処するよう進言したところ、その反応は予想外なものだった。


「これは不正な予約や。今まで君がキャンセルした分(すっぽかした分)、キャンセル料をもらわなあかん」


 オイオイオイ、ちょっと待て。こんな深刻めなバグを利用者が発見して、システム作った方に何かしらの責任を負わせるならまだしも、いきなりユーザー側に損害分請求とかありえんやろ。しかも俺、キャンセル料もかからん固定価格コースやぞ。

 と、この時には思いましたが、私が何度もすっぽかしたことで予約が取れない生徒がいるのに車が空いた状態を何度も発生させた、すなわち実害が出てしまっていたことは事実なので、それほど強くは出られませんでした。


 とは言え、さすがに「ハイすいませんでした払います」とは言えません。

  • 「そもそも予約可と表示されていたので予約を入れたまで」
  • 「こんな致命的なバグを残している開発者が一番の問題」
  • 「私がバグとして説明したから、そちらは不正と認識したのであって、仮にこういう仕様かもと説明すればあなた方は納得し得たのでは? だとすれば必ずしも不正とは言えないのでは?」


など反論しましたが結局モメ(キャンセル料ではなくシステム運用の在り方で)、ほとぼりが冷めるまで一切教習は受けないことにしました。雪の時期に入る前だったので、そこをスルーできたのは怪我の功名でしたけども。


 でもまあバグって分かってたなら、女の子が端末の前で騒いでた時点で「もしかしたらと思うんですけど」とやおらに名乗り出て、その場で再現して見せればよかったんですよね。バグをそのまま利用したのはホントに若気の至りでした。今となっては猛省しています。


予約システム導入の内幕

 雪も解けた3ヶ月後、そろそろ教習期間的にもマズくなってきたので教習を再開。この時点で私は教習所側に「面倒くさいヤツ」認定され、ベテラン教官から厄介払いされていたようで、教習で同乗するのはいつも若手の教官になりました。


 若手と言っても、年齢は私と同年代。今までの二回り以上年の離れたオッサンたちとはと違って教習中にムダ話も弾み、その時に件の予約システムが導入された内幕について、いろいろ聞き出すことができました。


1.予約は既存システムが何の問題もなく運用できており、現場は誰も更新を望んでいなかったが、会社の上層部が突然「名古屋本社のITベンダーの担当者」と名乗る人物を連れてきて、急に更新が決まった。

2.既存システムにはなかった「ケータイで予約できるシステム」の追加がメインのはずだった。しかし納品されたシステムは既存のものより出来が悪かった上に、メインだったはずのケータイ予約は、まるでオマケみたいな扱いだった。

3.現場の意見はまったく取り入れられなかったどころか、納品時においてもベンダーからは何の説明もなし。メインのはずのケータイ予約システムは、実際に利用している生徒に初めて画面を見せてもらった。

4.現場では「必要なかった」という声が大多数だったのに、会社が払った金額が1500万円と非常に高額だったことから、若い教官の間では「一種の詐欺なのでは?」という声も上がっている。

5.今回、私が突いたバグは問題になり、そのITベンダーに問い合わせたが、修正料として数百万円の見積もりを提示されたため、現状放置してある。


 聞けば聞くほどのブラック臭……。しかもITベンダーの素性が知れないあたり「システム開発の失敗例」と言うよりも、何かウラがありそうな。


 しかし、これ以上追求しても今後の収入には何ら結びつかないと思ったので、「私なら4ヶ月で200万もらえれば、アレを上回るシステムを納品できますよ」と豪語するに留め、それ以上の話は広げませんでした。


独立直後の不思議な電話

 ほどなく、イヤイヤながらもすべての教習と試験が終わり、晴れて私は運転免許を取得できました。


 さらにその年の夏、私はITなんでも屋として独立するわけですが、事務所を構えて数週間したある日、突然名古屋の市外局番から電話が掛かって来ました。電話に出ると開口一番、

「ご開業、おめでとうございます!」

ときた。相手が一方的に喋るので適当に返事をしていましたが、Webサイト制作の営業だと分かりました


「御社のホームページはすでにご用意されておりますでしょうか!?」

「いえ、まだですね」

「左様でございますか! ぜひ弊社にお任せいただきたいと思ってお電話差し上げました!」

「そうですね、最近は私もPHPで書くことが多いんですけども、少し前からAjaxも流行ってますし……」

(ガチャン ツーツーツー)


 専門用語を出した途端、いきなり電話を切られました。


都市部のITベンダーに、田舎がカモにされた時期がある

 この電話の件を、地元で活躍されているITコンサル系の方に話したところ、「名古屋のITベンダー」を名乗る業者が県内の中小業者に対して絨毯爆撃営業していた時期があり、その業者に依頼した中小業者は、軒並み「被害」に遭ったそうです。


 実際、その業者が納入したとされるサイトを確認すると、タイトルを「ようこそ、○○(会社名)のホームページへ!」にしてあるただけで、他のボックスには「ここにテキストが入ります」「サンプルサンプルサンプル」と、お約束の文字がそのまま載っている状態


 この状態で請求額はなんと300万円。おかしいことに気づいて連絡すると、契約書を盾に修正1ヶ所で100万円を要求してきたそうですから、ITに明るくない田舎の中小企業をカモにした悪質なITベンダーだったことは、容易に想像がつきます。


 そして、最初にバカ高い金額を請求した上に不完全な製品を納入し、修正でさらに金を取るという手口は、教習所の予約システムの事例と合致します。これらが同じITベンダーの手によるものだったのかどうか、今となっては確認のしようもありませんが、10年前はこういうことが普通にあったんですね。


まとめ

 銀行システムのバグが突かれたニュースから思い出した、10年前の思い出話でした。前編はよかったけど、後編はメチャメチャ書きにくかったし、着地点も見誤ってる。そして時事ネタもかなり逃した。もう前後編では書かない。


 今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!