【せざるをえない料理シリーズ】中華風サラダチキンを作ってみた。
どうも、人生流転中の藤田です。ちょっとスケジュール的に今月はもう記事を書けそうにないので、がんばって軽めの記事で済ませてみる。
いつも記事の書き出しに使っている「人生流転」が始まったのが、昨年の末。この時点から突如、人生の状況が128°ぐらい変わってしまい、それまでの実家生活から、妹との二人暮らしになりました。
そしてこの状況になって、必然的にやらなければならなくなったのが、毎日のご飯です。
私は一人暮らししていた期間が7年間あるので全く料理できない、というわけではないんですが、ちょっとちゃんとしたものを作ろうと思うと、それこそ2、3時間ぐらい掛かってしまうため、基本的には一品料理で済ませることが多いです。
しかしここ最近、コンビニのお総菜が美味しいことを知ってしまい、多少値段が高いことには目をつぶって、いろんな商品を食べていました。
中でも特にハマっていたのがサラダチキン。妹に教えてもらったんですが、250円程度で様々な味があり、しかも脂の少ない鶏肉なのでヘルシー。これにキャベツの千切りとノンオイルのドレッシング(全部コンビニかドラッグストアで買う)を合わせれば、充分お腹を満たせる量を食べることができます。
難点があるとすれば、サラダチキンは1つで250〜300円と、少々お高いこと。そんな折、こんな記事を見つけました。
自分で作れるのか! しかも高コスパ!
よしやってやろうじゃねえかってことで、近所の激安系スーパーでムネ肉を物色。安ければ2つ入って220円程度で、これは調理済みのものと比べたらかなりお得。ジップロック(267円)と、ハーブチキン風味用のマジックソルト(105円)も買って、いざ家で調理スタート。
できあがり!
作り方は大胆に省きます(何)! 上の記事を読んで下さい。ホントに記事に書いてある通りに、そして動画の通りにやりました(今回は中華風味)。
鶏肉は中まで火を通さないと危ない(と言うかそれでアタったこともある)ので、湯煎で13分程度の加熱、ちゃんと中まで火が通るか心配でしたが、うまくできました。
そして肝心の味も、コンビニで買うものと引けを取らない。これなら調理の手間を考えたとしても、自分で作った方が圧倒的に高コスパですね。いやー、案外うまくいくモンだなあ。次はハーブチキン風味を作ってみよう。
ただ、写真を見ておわかりかと思いますが、切り方がすっげえ雑です(笑)。この辺も上達したいね。
というわけで軽めの記事として、初の料理ネタでした。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
違法だろうが何だろうが、タダにできるものはタダにしたい熟年層に負けた話
どうも、19日に各量販店でミニファミコンが再入荷するというデマに近い噂を真に受け、早朝から市内店舗を回ったのにありつけなかった藤田です。何か、海外ではオークションで20000ドルの値が付いてるとか。220万円って……。
さて、先日、後輩がブログを始めたことに言及させていただきました。そしたら後輩、早速そのことを記事にしてくれました。
ありがとう後輩。せっかくなので、さらに乗っからせてもらいます(笑)。このままラリーにして自分のブログ書くペースのラビットになってもらおうという姑息な手段。
著作権がらみの話なんですが、この辺、自分の意見として「現在の著作権法がすべて、創作文化と企業利益を守るために完璧に機能しているわけではない」って考えがあります。まずその前提でしか持論展開できないんですけど、昨日今日で、こんな記事がバズってました。
11月19日22時現在で、818ブクマついてますね。ってか、あのライフハッカーの記事として、さすがにコレはアカンやろ……。
【11/20 16:11追記】
上記記事のうち、CS2シリーズを無料ソフトとして紹介している一節が削除されたようです。
著作権とライセンス
Adobe(アドビ)って会社は、昔からパソコンで作品づくりをする方々には御用達のソフトを多数開発しているメーカーです。
万能写真編集のPhotoshop(フォトショップ)、日本では印刷業界の実質標準となっているIllustrator(イラストレーター)、あの「シン・ゴジラ」の編集にも使われた動画編集のPremiere(プレミア)、WEBサイト制作のDreamweaver(ドリームウィーバー)など、デザイン、動画、WEBに至るまで、PCでのクリエイティブをほぼすべてカバーしていると言っても過言ではないでしょう。
パッケージ版は2012年発売の「CS6」バージョンを最後に提供を終了しており、現在は月額使用料を支払うことで各ソフトを使うことができるクラウドサービス・Adobe Creative Cloud(アドビクリエイティブクラウド)として提供されています。
で、問題の記事は「過去のバージョンであるCS2系のAdobeソフトは無料」という内容です。大量にブコメ付いているようにこれは大いなる誤解で、CS2はアクティベーション(正しくライセンスされた使用者であることを認証すること)が技術的にできなくなったため、CS2のソフトを利用する方(もちろん正規ライセンスを持っている方)だけに対し、アクティベーション不要なダウンロード版を用意した、ということですね。
Adobe® Creative Suite® 2 製品およびAdobe® Acrobat® 7のアクティベーションサーバーに関するお知らせ | アドビ
実はこの措置が発表されたのはもう4年近く前で、その時には「Adobeちゃんマジツンデレ」としてこんなイラストもTwitter上を賑わせました。
ライセンス感覚を伝えることの難しさ
昨今はフリーミアムの時代で、その弊害か若い人を中心に著作権感覚やライセンス感覚が薄い、あるいは全くない人が増えてきましたが、それは若い人じゃなくても同じです。
私、公共の場でパソコン関係の講師の仕事をすることがあるんですが、あるとき、受講者の方が自分のパソコンを持参した上で行う講義がありました。
その場で、出席者の方にパソコンを起動してもらったところ、デスクトップに表示されたアイコンがやたらめったら豪華な方(50代男性)がいました。鉄工所の経営をされており、前述のAdobeソフトはもちろん、数十万円するようなソフトも3〜4本入っていて、ソフト総額で言えば、定価なら間違いなく100万円は超えている状態。思わず声を掛けました。
「鉄工所さん、すごいですねコレ。全部導入されたんですか?」
「お? おう、いいやろ、全部友達に入れてもろたんや」
「お友達が入れてくれたんですか。ソフトの代金もその方に支払われたんですか?」
「代金? なーも? タダでやってもろたで。酒はおごったけど」
いや、まあそんなコトだろうとは思ったけどもさー……。
聞いた内容をまとめると、自称「パソコンに詳しい」その友達に頼むと、数日でソフトを用意して、パソコンに入れてくれるらしい。おそらくその友達とやら、いわゆる「クラック版Warez」を落として、この鉄工所の方を犯罪に巻き込んだ(←重要)上に、オゴリでタダ酒カッ食らってたってことですね。
居たたまれなくなって、「それは泥棒と同じ」「経営者ならお客さんにお金を払ってもらえない感情はあるはず」など、それが犯罪行為であることを必死に伝えたつもりでしたが、しばらくキョトンとされたあとに、笑いながら、
「ようわからんけど泥棒でも何でもいいわ、仕事でちゃんと使えれば(笑)」
と言われ、それ以上追求する気が失せました。
若い人は「内心理解していながら、どうせ罰せられることはないので、半ばネタ的に著作権を無視する」というイメージが私の中にあります(ニコニコ動画に違法アップロードされた作品が削除されると「消されたあああ」「運営許すまじ」的なコメントが付くなど)。
しかし、そもそも著作権感覚、ライセンス感覚、「ソフトウェアにはお金が掛かる」という感覚そのものが皆無な熟年層に対して、この意識を根付かせるのはどうしたらいいのか、パソコンを教える立場の人間として、ときどき考えることではあります。
ただねえ(まとめ)
ただ、最初にも書きましたが、私は「現在の著作権法がすべて、創作文化と企業利益を守るために完璧に機能しているわけではない」と考えています。特にそれが、文化振興の目的ではなく、版権マフィアによって確保された利権を守るために運用される法律になってしまうなら、そこはもう崩していかなきゃならない、という考え方で。
その為にも、やっぱり正しい著作権自体を広く啓蒙することは大事だと思うのよね。関心が高まれば、版権マフィアがやっていることにも徐々にメスが入っていくと思うから。
よっし、この記事(タグ込み3511字)は珍しく2時間半で書けたぞ!(笑) 今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
後輩が羨ましくて仕方ない
どうも、ミニファミコンが発売当日に買えずに悶々としている、8ビット分が不足してきた藤田です。次回出荷は1ヶ月後だろうなー、はやく「ロックマン2」がテレビでやりたい。
さて、突然ですが、私の後輩がブログを始めました。
少し前に後輩本人のツイートでブログを始めたことを知り、はてなブログだったため、さっそく読者になりましたが、毎日コンスタントに記事を書いているようです。
……本当に、すこぶる羨ましい。
何が羨ましいのか?
私がこのブログで書いた記事と後輩の記事を比べると、1記事あたりの文章量が全然違います。毎回数千字書いている私に比べ、後輩の方は圧倒的にライト。それなのに文章からは濃密な意見の波が伝わってきますし、何より読みやすい。毎回最後までちゃんと読める。
しかも本人に聞いたところによると、1記事を書くのに10分ほどしかかかってないそうな。記事1本の書き始めからアップまでに、どんなに短くても4時間程度の時間が必要な私とは雲泥の差です。サッと書いてサッとアップでき、毎日更新が続けられるフットワークの軽さは、羨ましくて仕方ない。
その後輩からのアドバイス
以前、この後輩と一緒に呑んでいたとき、私が「数年間整理を続けているのに全然片付かない書類」について愚痴ったら、実に的確なアドバイスをしてくれました。そのアドバイスを参考に整理を進めたところ、数年間片付かなかった書類がたった1ヶ月でほぼ完全に整理できたという「私に対するアドバイスの実績」が、彼にはあります。
というわけで、今回もちょろっと訊いてみたところ、2つのアドバイス(と言うか御意見)をいただきました。
★「正確性にこだわりすぎているきらいがある」
すげえ自覚あります。本来なら、「グーの手をパーにした」で済む表現を、
「自らの握られた右手を表に向け、続いて親指を立てたと思いきや、人差し指、中指、薬指、小指の4本が、第3関節、第2関節、第1関節の順で開かれていった結果、いよいよ手のひらがその姿を表した」
と書いてしまう。アホです。
一応、マスコミの報道出身(自称)なので、人様にお見せする文章を書く以上、情報の正確性は絶対だと思っています。マスコミではない個人ブログに許されるのは、そこに多少の主観に基づいた個人的意見を挟めることでしょう。
こういう考えが、完全に悪い方向に出てしまってるんですよね。
後輩は記事を書くにあたり「読みやすさと楽しさを優先する」そうで、それがちゃんと成果物に繋がっているのはスゴいことだと思います。
★「推敲は必要以上にしないほうがいいかも」
これは自覚というか、自分の目の節穴ぶりに愕然とします。
私の場合、数千字の文章を書き上げた後、それを10回は読み返して推敲してます。「誤字・脱字など、人様に見せる文章として以ての外」という考えに基づいてのことですが、10回読み返しても20回読み返しても、必ずアップ後には誤字・脱字が見つかります。もうね、何を見てるんだと。
さらに推敲中、前述にあるような無駄に長い表現を「これ『グーの手をパーにした』で充分伝わるな」と思って直すことも多いんですが、そうやって文章を次々に圧縮していくと、元々書いた文章量から30%以上減ることもザラです。最初からその分を書かなければ、きっと時間も節約できるだろうに。
無駄に長い表現を短く圧縮できるときはまだいい方で、ヘタすると無駄な文章に、重ねて無駄なオヒレハヒレを無自覚に付け加えてしまうことも往々にしてあります。
「自らのダイヤモンドのように硬く握られた右手を表に向けて眼前に対峙させ、続いて並んだ5本の指の中でも一際太い長男サムこと親指を一気阿世に立てたと思いきや、その筋肉の強ばりにつられるかのように人情に厚い人差し指、背高ノッポの中指、ニヒルでクールな薬指、ムードメーカーの末っ子小指の4人兄弟が、中手指節間関節、第2関節、第1関節の順で開かれていった結果、外界の空気に触れることを許されたその手のひらは見事、天を見つめることに相成ったのであります」(cv:古舘伊知郎)
そして悪いことに、こんな完全自己満足の文章を生み出している瞬間は、途方もなく楽しいんだよなー……。
ちなみに後輩は、書き上げた文章は読み返すこともなく一気にアップするそうです。何というか、下書きナシで一発描きした画をそのまま公開するような感覚ですよね……。それでキッチリ読者に読ませる体を成してるんだから、スゴいなあ。
まとめ
今までの記事でも何度か書いてきましたけど、私は情報発信はしたいけれどもブログに苦手意識はあって、このブログを始める前にも「最低限、読んでもらえる文章を書けるようにならなければ」と、この本を読みました。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ
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この本では、文章において最も大切なことは「完読されること」と設定しています。いくら自分としては一生懸命書いた文章でも、読者に途中で読むのをやめられてしまうのでは意味がない。そして完読される文章を書くためには、どのように書く訓練していけばいいかが、全77項に渡って解説されています。
でも、この本にある方法を試しながら文章を書いていくことが、なぜか自分にとって苦痛で仕方ないんですよ。
書く前の準備の段階で文章の大部分は決まるそうなんですが、ちゃんと準備しても、いざ書き始めると事前の準備や作文ノウハウの全てが霧散し、気がつけば数時間が経ち、文字数も数千字に膨れ上がっている。しかも内容は冗長で、薄くて、読みにくく、理路は破綻し、焦点がぼやけ、結論も曖昧。
もちろん、この記事も御多分に漏れず、書き上げるまでに5時間以上掛かっています。
……はあ、やっぱり私、ブログ書くのは向いてないですね。総PV数は1000を越えたけど、もっと自分に合った情報発信方法があるのかも知れません。最近は記事を上げない日が続くと他のことすら手に付かなくなることも多くなってきたので、今後は少し別の方法も模索していきたいと思います。
あ、このブログは続けますよ。せっかく10記事以上書いてるんだし。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!